こんにちは!
大人も子どもも一緒に学んで一緒に楽しむ、千葉・幕張親子英語教室チカビディーです。
年中さんから小学校低学年対象のキッズクラスで導入している、
英語のリズムと体の動きを文字へつなげるライモーフォニックス。
※ライモーフォニックスについては、こちらの記事でアツく語っています。
→ライモーフォニックス、ここがすごい!
今回は、ライモーフォニックス紹介、第2弾!
「聞いた音と文字をどうやってリンクさせるのか?」
第1弾では、英語のリズムと音を遊びながら体に染み込ませる手遊びを紹介しました。
まずはこちらをお読みください。
第1弾:フォニックスにつながる英語手遊び
生まれた頃から英語の音に慣れ親しんでいない日本の子どもたちには、まずはその音やリズムを体で感じてもらうのが大事。
その音やリズムをすっ飛ばして、文字の読み書きを学んでしまうと、うまく頭に入らなかったり、日本語っぽい発音から抜けられなかったり、とても勿体ないことになります。
特に、キッズクラスの対象年齢(4歳から8歳くらい)の子どもたちは、母語である日本語と異なるものを、柔軟に吸収できる最後の段階。
この時期に、まず自然な英語の音やリズムを体感することで、文字を習ったときに、聞いたことのある音と習った文字とがピコン♪とリンクするのです。
では、ライモーフォニックスでは、音と文字をどのようにリンクさせているのか。
手遊びで聞いた音を文字につなげる方法を紹介します。
音素に気づかせる
手遊びの紹介記事にも載せている、pat a cakeの手遊び。
一人で、二人で、そして全員で
初めはゆっくり、段々早く、最後はめっちゃ早く
そんなふうに遊びながら、何度も自分の口から音を出した後に、
音素
というものに気づいてもらいます。
音素というのは、”単語の意味を作り出す最小の音の単位”のこと。
patの場合、音素は、pとaとtの3つとなります。
patという言葉を何度も言ったあとに、
「今日はpatのaっていう音をやるよ~」と声かけすることで、その日に学ぶ音と文字を認識させるのです。
音素ハンドサイン
ライモーフォニックスでは、音素ハンドサインという手のサインを使います。
視覚的なサインを使うことで、子どもたちがスッと発音の仕方を理解できたり、どんな音か忘れたときにヒントになったりします。
実はこのハンドサイン、子どもだけではなくて、むしろ大人が発音を学ぶときにとても役に立ったりもします。
音素ハンドサインとは、英語の音素(母音・子音)を指導するために、口の形や目には見えない息の流れ、舌の位置などをわかりやすく手で表現したものです。(引用元:Rhymoe®)
こちらで、詳しい説明と、英語の母音21個、子音24個、計45個の音素ハンドサインを見ることができます。
文字を書いてみよう
音素を言う練習をしたあとは、その文字を書いてみます。
年齢や興味のあるなし、運筆のレベルによってどの程度書く練習をするかはクラスによりますが、ここでは、「聞いた音が文字になるとこうなるよ」ということを、ざっくりとでも良いので頭に入れてもらいます。
年少・年中さんクラスでは、すでに書いてある文字を指でなぞるだけ。
小学生になると、だんだん4本線のどこに書けばいいのか、意識してもらったりもします。
できればその音素を言いながら書いてもらいますが、「言いながら書く」って実は子どもにとっては結構難しいので、先生やママが隣で、a, a, a…なんてつぶやくのも効果的です。
単語の中の音さがしゲーム
音素をたくさん聞いてたくさん言ったら、音さがしゲーーーーーム!!の時間。
(いつもこんな感じで号令かけます。笑)
今日の音素が入った絵カードを見せて、そのなかの何番目に今日の音素が入っているか当てるゲーム。
↑このカードだったら、みんなでcat と言ってから、ゆっくり音素を言います。
「c, a, t 。a は何番目にあるかな?」 …という感じ。
4歳や5歳でそんなことすぐ分かるのかな?
と思いきや、すでに音を聞きなれている子どもたちはかなりのスピードで、
「2番目!」とか「No.2!」とか、
競うように当ててくるのです。
正解したら、「2番目の○をグルグルグル~」と言いながら、塗りつぶします。
これをいろんな単語で繰り返すことで、単語のなかに入っている音素を認識できるようになり、文字の読み書きへつながっていきます。
徐々に読み書きへ
今度は、先生が絵カードの裏にある字カードを読んで、どの絵のことだっけ?と当てるゲーム。
当たったら、こんなふうに線つなぎしていきます。
年齢にもよりますが、4-5歳のうちはどの絵が当てるだけで十分。
文字に興味のある子や小学生以上の子には、一緒に読んだり、音素を言って穴埋めをしたりもします。
こうしていつのまにか、耳で聞いた「音」が、目で見える「文字」につながっていきます。
チャンツ ~そしてまた音とリズムに戻る
ライモーフォニックスの大きな大きな特徴のひとつ。
それがチャンツ。
手遊びで音に聞きなれて、カードやワークブックを使いながら音と文字をリンクさせたら、最後にはまた音とリズムに戻ります。
これぞライモー!
というノリノリチャンツ。
これについてはライモーフォニックス紹介第3弾をお読みください。
ライモーフォニックスを体験する
日本の子どもたちの現状や言語習得過程、既存のフォニックス学習に足りなかったものを、ここまで考えられたフォニックスメソッドって、なかなかありません。
我が子にもできるかしら?
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