「小さいうちから英語はやっておいた方がいい」
ってなんとなく聞くけれど、それはなぜだと思いますか？
我が家の長男、現在中学１年生。
ガッツリ中学英語が始まって、痛感したことがあります。
「あ～、小学生のうちにもっと英語やっておいてあげれば良かった…」…と。
長男が赤ちゃん、幼稚園の頃はいわゆるおうち英語をがんばっていて、語りかけや絵本読み聞かせに力を入れていたのですが、小学校にあがってからは、仕事が忙しくなったり下の子が産まれたり、何より親子で勉強時間を持つことが結構ストレスで、まったくと言っていいほど、英語を教えてあげられなかったのです。
でも、本当に、今、中学英語に直面して、後悔しています（涙）
だからこそ！
教室に通ってくれている子どもたちには同じ道を通らないように、今のうちにやっておいた方がいいことを、今だからこそできることを、厳選して伝えています。
0歳から3歳の未就園児さんがやっておくとよいことも実はたーーーくさんあり、おやこえいごクラスではそこをメインにお伝えしていますが、、、
今日は、幼児・小学生に特化して、中学校に入るまでに絶対にしておいた方がいい英語学習３つと、そのために当教室で実践していることについて、語りたいと思います。
英語の音をたくさん聞いてマネっこする
言葉を習得する理想のかたちは、母国語と同じように、”音”から学ぶことです。
赤ちゃんは、文字から言葉を覚えたりしませんよね？
周りの人間の話し言葉を聞いて、吸収して、マネっこして、だんだんと話し出します。
話し言葉が確立して、年長、小学生くらいになると、読み書きを学びます。
それと同じで、外国語を学ぶ場合にも、”音”から入るのはとっても大事。
残念ながら、中学英語は単語や文法、覚えることがいっぱいすぎて、ひたすら文字を書く学習になりがち。
声に出すのは二の次で、カタカナ読みになってしまう子も多い。
それでは本当に使える英語とは言えません。
だから、幼児さん、小学生のうちにたくさん英語の音を聞く、それを自分の声でマネして言う、という作業がとっても大事なのです。
なによりも、幼児期、小学生低学年期は、音やリズムに敏感。
マネして言う、という作業も抵抗なくできるので、この時期に”音”をたくさんたくさんインプットして、自分の声でたくさんたくさんアウトプットすることで、後に読み書きや文法を学ぶときにとてもスムーズに吸収することができます。
そこで、当教室ではこんなことをしています▼
英語リズムにこだわった英会話 Words & Kiddie Chat
当教室では、英語の音を繰り返しインプット、アウトプットするトレーニングのために、英語リズム英会話Words & Kiddie Chatを取り入れています。
Words & Kiddie Chatは、英語リズムと身体の動きを融合させたRhymoeメソッドに基づいた教材。
ドラムのビートに合わせながら、単語や会話文を英語本来のリズムで練習します。
単語は、語彙を増やすために、子どもにとって身近なテーマから16個の単語を学びます。
英会話フレーズをリズミカルに繰り返し練習したら、フレーズ内の単語を入れ替えることで、自分の気持ちや考えを伝えていく練習をします。
英語手遊びと英語絵本読み聞かせ
当教室で取り入れているライモーフォニックスの特長でもある英語手遊び。
「声出して！」とか「マネっこして！」とか言わなくても、子どもたちがどんどん声を出して盛り上がるのが英語手遊び。
「One more time! （もう一回！）」の嵐で、気づいたら何度も何度も口ずさんでいて、時間が経っても忘れないのがすごいところ。
また、毎回ではないですが、英語絵本の読み聞かせも行っています。
英語絵本はリアルな英語の世界に入れるとっても貴重なもの。
テンションが上がりすぎた子どもたちも、英語絵本を開いて読みだすと、しーーーんと英語の世界に入り込みます。
語彙力を増やしておく
母国語だと、５歳児の語彙力は2,000～2,500語くらいだそうです。
英語でそこまでの語彙力をつけておくのは難しいとしても、中学に入るまでに、基本的なものの名前、動詞、形容詞や、日常で使う簡単な言い回しは覚えて使えるようにしておくのは必要です。
ちなみに、文部科学省が公表している小学校学習指導要領によると、小学校の英語教育で取り扱う英単語の数は、600～700語程度。
ただ、息子や娘の小学校での英語授業を見ている限り、そこまで多くの単語を学べてはいないし、単語を習得しているというよりは「触れている」程度にとどまっています。
※自治体によってものすごく差があるので、一概には言えませんが。
また、単語を書くという作業は、小学校英語には求められていません。
なのに、中学に入っていきなり、「小学校で習った英単語テスト」があったりして、戸惑う子どもたちが多いです。
「この単語はもう小学校で習ったよね？知ってるよね？書けるよね？」
っていう前提で中学英語が始まって、私自身もビックリしました。
そこで、当教室ではこんなことをしています▼
絵辞典を使って語彙力を増やす
Picture Dictionary （絵辞典）から、毎月の単語をピックアップして、学んでいます。
使用しているのはこちらの絵辞典。
毎月の単語は、Words ＆ Kiddie Chatとして、ドラムのビートに合わせてリズミカルに言う練習をしたり、会話のなかで使えるように会話練習をしたりします。
また、絵辞典以外にも、次に紹介するフォニックス学習の際に、単語を学び、語彙力を増やしていきます。
フォニックスを学び、読み書きができるようになる
これは絶対必要！！と声を大にして言いたいところです。
先にも書きましたが、文部科学省が公表している小学校学習指導要領によると、「聞くこと」と「話すこと」を主に学ぶことを推奨していて、読み書き学習は含まれていません。
※これも自治体によって差があるので、一概には言えませんが、少なくとも千葉市ではほぼ読み書き学習は行われていません。
長男が小学6年生のときの、英語のテストに、
「この単語を書き写しなさい」
という、書いてある英単語をそのまま隣に書き写す、という問題があって、驚愕しました。
書き写すだけなら、年長さんでもできます…。
それなのに、中学に入った途端、「小学校で習った単語」として単語テストが始まるのです。
そして、これまで読んだこともないような長い文章が、いきなり教科書に出てくるのです。
これでは、英語嫌いが増えても当然・・・というより、英語嫌いにならない方がすごい、とさえ思えます。
ただ、小学校では読み書きをきちんと教えられる先生がいない、というのも現状で、仕方ないといえば仕方ないのかもしれません。
だからこそ、当教室では、中学に入るまでに、ある程度の読み書きができるレベルにしておくためのカリキュラムを組んでいます。
当教室ではこんなことをしています▼
英語リズムと動きを文字につなげるライモーフォニックス
英語の音やリズムをじゅうぶんに身体に入れて、自分の口から出す習慣をつけた子どもたちに、教えているのがフォニックスです。
フォニックスは、英語圏の子どもたちが5－6歳で、「自分たちの話し言葉を文字にしたらどうなるか」を学ぶ読み書き学習のこと。
日本でも小学校に入ると、まずひらがなを習うように、読み書きを学んでいくのです。
ただ、日本でフォニックスを学ぶときに、気をつけないといけないのは、英語圏の子どもたちのように、「話し言葉」という土台がないこと。
聞けない、話せないのに、急に文字を学習しても、それはただの記号にしかなりません。
ライモーフォニックスでは、まずは歌や絵本、話し言葉など、意味を持った言葉から音を抜き出し、その音を文字で書くとどうなるか、を教えていきます。
そうやってコツコツと音と文字をつなげていくことで、単語の読み書きができ、ひいては文章の読み書きができるようになるのです。
ライモーフォニックスについては、こちらでは書ききれないので、詳しく知りたい方はこちらをお読みください。
体験レッスン受付、いよいよスタート！
以上、幼児・小学生のうちにやっておくべきこと３つを熱く語りましたが…
まだお子さんが幼児さんや小学生低学年だと、ピンとこないことも多かったかもしれません。
ただ、英語をやっておくことの必要性は感じていただけたのではないでしょうか？
当教室の幼児・小学生クラスでは、4月に一斉にカリキュラムがスタートするため、2月～3月に体験レッスンを行います。
「なんとなく不安を感じるから、もう少し話を聞きたい」
「うちの子にあうか、試してみたい」
「親が英語ぜんぜんダメだから、とにかく頼りたい！」
そんな保護者の皆さま、ぜひぜひこの機会にモヤモヤをすっきりしに来てください。
2025年度生向け体験レッスンの受付は、2月3日（月）正午スタート！！
2月3日（月）正午に、受付ページを公開します。
公式LINEにて、受付ページ公開のご案内をいたしますので、気になる方は、公式LINEにご登録の上、お待ちください。
↓幼児・小学生クラスの場所や費用について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください↓
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